2023/09/29
外壁塗装における配色でどんなポイントを押さえておけば良いか分からないという方もいらっしゃるでしょう。
外壁で色分けするときに、好きな色の全てを配色すれば良いということではありません。
外壁塗装で失敗しないために注意点を押さえておくことが大切です。
それでは、外壁塗装における配色に関する情報をお伝えします。
□外壁塗装における色分けのポイントとは？
外壁塗装における色分けのポイントは3つあります。
＊同色系の二色を選択する
同色系の色は色相環で見たときに近い位置の色を選択しましょう。
また、二色である理由としては取り入れる色が多くなると外観のまとまりが損なわれるためです。
同色系の二色を取り入れることで、まとまりのある印象を演出できます。
＊セパレーションカラーを取り入れる
お気に入りの二色に限定したけれど、どうしてもまとまりのない印象になってしまう。
このような場合はセパレーションがおすすめです。
セパレーションとは、二色の間に別色によって境界線を引くことで、二色を独立させる方法です。
二色を独立させることで、まとまりのない配色を和らげる効果を得られるでしょう。
＊カラーシミュレーションを活用する
カラーシミュレーションは、コンピューター上で色を配色するので、完成後のギャップを極力減らすのでおすすめです。
□色選びの注意点とは？
配色のポイントをご紹介しましたが、実際に色を選ぶときの注意点を押さえておきましょう。
・色見本の面積効果に気をつける
塗料メーカーでは塗料ごとの色見本があり、この色見本からどの色にするか選択しますが、面積効果という面積のサイズによって見え方が異なる現象に注意が必要です。
理由としては、色見本と完成したときにギャップが発生してしまうためです。
そこで、A4サイズの色見本やカラーシミュレーションを活用しましょう。
・近所の外観を考慮する
近所の外観は、外壁塗装において注意するポイントです。
仮に、周囲の景観を損ねるような外壁であれば、悪い目立ち方をするかもしれません。
そのため、近所の外観を考慮した色を選択した方が良い場合があります。
・艶感
外壁塗装には大きく艶有りと艶消しを選択できます。
艶感は外観の印象に影響を与えるので、お好みのものを選択すると良いでしょう。
□まとめ
外壁塗装における色分けを成功させるためのポイントとしては、外観全体のまとまりを意識することです。
また、失敗しないために重要なことは色見本の面積効果に注意したり、カラーシミュレーションを活用したりして完成後のギャップを減らすことです。