2023/09/26
塗装方法やタイミングに関することがわからない。
塗装のやり方によって仕上がりも異なります。
どんなタイミングで塗装するのが良いかイメージしづらいですよね。
そこで、吹き付け塗装するメリットと外壁塗装するタイミングについてご紹介します。
□吹き付け外壁塗装とは？
外壁塗装では、何度か重ね塗りをした後に、仕上げの塗装を最後に行います。
この最後に行う塗装方法には2パターンがあります。
1.ローラー塗装
ローラーや刷毛を手塗りで仕上げます。
吹き付け塗装と比較した場合は、デザイン性が落ちてしまいますが、周囲への影響を考慮する必要がありません。
2.スプレー塗装
スプレー塗装とは、スプレーを霧状で外壁に吹き付けることで行います。
ローラー塗装と比較すると、味のあるデザインにできます。
この2パターンのうちスプレー塗装が吹き付け外壁塗装で用いられます。
＊吹き付け外壁のメリット
・迅速な施工が可能
スプレーガンを用いた塗装は、従来の手塗りに比べて施工時間がおよそ2倍短縮できます。
これにより、効率的な作業が実現し、施工費用を削減できます。
・美しい仕上がりが特長
吹き付け外壁塗装は、美しく多様な仕上がりを実現できます。
複雑な模様や立体感、重厚な雰囲気など、様々なデザインに対応できる魅力があります。
□再塗装が必要な外壁の汚れとは？
どんなタイミングで塗装するのが良いのでしょうか。
それは外壁の以下の症状から判断するようにしましょう。
・外壁の汚れが頑固で取れない
吹き付け塗装が施された外壁は、汚れが付きやすくかつ落ちにくい特性があります。
このため、通常の洗浄では汚れを除去するのが難しいことがあります。
無理に汚れを落とそうとすると、塗装面を傷つける可能性があるので再塗装を検討する必要があるかもしれません。
・色あせやツヤの喪失
外壁の塗料に含まれる顔料は直射日光や雨水などの要因により、劣化してしまうことで外壁の色があせてしまうことがあります。
・チョーキング現象
吹き付け塗装に使用される合成樹脂が劣化すると、顔料が粉状になり、手に触れると顔料が付着する状態になります。
これをチョーキングと呼びます。
外壁の防水性能が低下している兆候であり、再塗装を検討するタイミングとして適切です。
□まとめ
吹き付け塗装をするメリットとしては迅速な施工で、美しい仕上がりにできることです。
塗装するタイミングとしては外壁の症状から判断することができます。
外壁塗装によってお住まいを綺麗に保つためにも、今回ご紹介したことを参考にしてくださいね。