コーキングへのこだわり

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コーキングとは?

コーキングとは?

一般的にコーキングやシーリングと言いますが、呼び名が違うだけで同じだと思ってください。
今回はコーキングと言います。
コーキングは、雨から家を守る重要な部分になります。
家の「窓回り」「外壁のつなぎ目地」「板金と外壁の繋ぎ目」などに使用されているゴム状のものになります。
コーキングには、色々な種類があり用途によって使い分けします。

詳しくはシャープ化学工業株式会社(コーキングメーカー)のホームページをご覧ください。

家を守るためには!

家を守るためには!

古くなったコーキングは、固くなり、ひび割れ、外壁とコーキングの間に隙間が生まれてしまいます。
その隙間やひび割れから雨水が侵入し、雨漏りの原因に繋がる場合も出てきてしまいます。
そうなると余計な工事費がかかることにも繋がります。
塗装の塗り替えの際は「コーキング工事」も合わせて行うことが大事になります。

コーキング工事とは!

コーキング工事は家を守るためにとても大切な工事と言えます。
コーキング工事には大きく分けて3種類の工事があるということを覚えていてください。

Ⅰ.コーキングの『補修』
コーキングの補修とは、ひび割れや、外壁とコーキングの間に亀裂が入っているカ所だけ、
新しいコーキング材に取り替えるということ。

Ⅱ.コーキングの『増し打ち』
コーキングの増し打ちとは、現在ある古くなったコーキングを撤去せずに上から新しいコーキング材を増し打ちするということ。

Ⅲ.コーキングの『打ち替え」』
コーキングの打ち替えとは、現在ある古くなったコーキングを撤去してから新しいコーキング材を充填し取り替えるということ。

コーキング工事とは!

見積もりの安い業者は「打ち替え」ではなく「増し打ち」や「補修だけ」の工事をすることが多く、材料や施工の手間、人件費が少なく済むので、安い工事見積を作成できることは言うまでありません。

ペインテラスでは、基本的に
「打ち替え」を勧めしております。

コーキング工事とは!

ポイント①

なぜ「打ち替え」の方が良いのか?

「増し打ち」は新しいコーキング材が薄くゴムの強度が足りません。
輪ゴムを思い浮かべてください。太い輪ゴムは強い力で引っ張っても切れにくいですが、細い輪ゴムは簡単に切れてしまいます。同じ原理が言えます。また、撤去していないコーキングも劣化し硬くなっていますので破断しやすいといえます。これらのことから、新しいコーキングも古いコーキングも切れやすく、雨漏りがしてしまう確率が上がってしまいます。

ポイント①

「打ち替え」は古いコーキングを撤去し、新しいコーキングに全て打ち替えますので柔軟性があり、厚みを厚く付けれますので強度があります。

ポイント①

ポイント②

「打ち替え」する時の注意!見えない部分に技が出る!!

「増し打ち」より「打ち替え」の方が金額は高くなるけど今後、家を守るためには大事な事だと分かっていただけたと思います。
しかし、「打ち替え作業には2つの注意点があります!」
この2つの注意点を怠って作業してしまえば欠陥工事をしてしまう事になります。

1つ目
打ち替えた後3面接着になってないか?

ポイント②
図1

ポイント②
図2

ポイント②
図3

※ハットジョイナーとは
サイディングなどの継目やサイディングとサッシなど付帯物との合わせ目に用いる建築用部材です。
ちなみに帽子(ハット)の形に似ていることからハットジョイナーと名所がつきました。
コーキング材の3面接着を防止し、ボンドブレーカー(シール材の絶縁体)としてPPシートや薄いスチロールを貼り付けたものがあります。

※ボンドブレーカーとは
ボンドブレーカーは、目地底(底面)へのコーキング剤の接着防止のために張り付ける特殊テープです。
クラフト紙、ポリプロピレンフィルムなどの特殊テープが使用されます。

※3面接着とは
目地底(底面)にコーキング材が密着している状態をいいます。
3面接着になるとコーキング自体が動けなくなり、本来の力が発揮出来なく、早期劣化を引き起こしてしまいます。
目地底にコーキング材が密着していない状態であれば、サイディングの動きに追従できるので耐久力を保つことができるのです。

3面接着のまとめ

今から15年ほど前の間に建てられた住宅は、図3の様にハットジョイナーがコーキング目地に入ってる事がほとんどです。ですので、コーキングの打ち替えの際もさほど困らず施工が出来ます。しかし、それ以前に建てられた住宅は、ボンドブレーカーが使用されている場合があります。コーキングを撤去する際にコーキングと一緒にボンドブレーカーが剥がれて来る事もあり、剥がれた場合はボンドブレーカーを再度コーキングを打つ前に張り付けなければいけません。この貼り付ける作業を怠ると3面接着になってしまい強度が出ない欠陥工事になってしまいます。

2つ目
コーキングプライマーを確実に塗っているか?

2つ目 コーキングプライマーを確実に塗っているか?

コーキングプライマーとは
プライマーとは、サイディングとコーキングの密着強度を高める、コーキングを打つ(充填)前に目地に塗る透明の液体の事を言います。
このプライマーがきちんと濡れていないとコーキングの早期破断に繋がってしまいます。
細い目地の両脇にきちんと塗り込まないといけませんが、この作業を怠っている会社は多く見受けられます。
当社では、この作業を確実に施工するように指導し実施しております。

塗替えリフォーム成功のためには!

塗替えリフォーム成功のためには!

ペインテラスでは、外壁に塗装をする職人の腕はもちろんですが、シーリングなどの見えない部分が本当に大切だと考えています。10数年に一度の改修工事ですので施工力と価格を兼ね備えた業者を選ぶ事がお客様の「塗替えリフォームの成功」へとつながると考えています。

何度も言いますが、コーキングは家を守るために大変重要な部分を担っています。

必ず一度、コーキングの施工を大事にしているプロにご相談をしてみてください。