吹き付けタイルと呼ばれる施工方法について解説します!

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吹き付けタイルと聞いてどのようなものを想像しますか。
正しい意味を既にご存じの方もいるかもしれませんが、おそらく多くの方は陶器製のタイルを思い浮かべるかもしれません。
ただ、実際は陶器製のタイルのことを指すのではありません。
そこで今回は吹き付けタイルの施工方法についてと、そのメリットについてご紹介します。

□吹き付けタイルという施工方法とは

吹き付けタイルとは、モルタル外壁に仕上げ塗装をする際の工法の1つです。
モルタル外壁とは外壁の下地材をワイヤーなどで補強した上からセメントと水と砂を混ぜ合わせたものを塗りつけ、その上を塗装して仕上げます。
名前に“タイル”が含まれていますが吹き付けタイルとは塗装の工法のことで実は陶器製のタイルのことではなく、全く関連はありません。
モルタル壁の工法には吹き付けタイル以外にもいくつか種類があり、一般的なモルタル壁の塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3工程で成り立っています。
一方で吹き付けタイルは下塗りと中塗りの間に主材を1~2回行い、全体の工程としては4~5工程と、一般的なモルタル壁の施工方法よりも工程の数が多くなるので耐久性が高くなります。

□吹き付けタイルのメリット

吹き付けタイルを使う1つ目のメリットは、吹き付けタイルを使うことで外壁がひび割れしにくくなる点です。
吹き付けタイルの塗料には弾力性のあるものとないものがあります。
そのうち弾力性の高い塗料を使うことで外壁がひび割れしにくくなり、ひびから雨水が侵入して起こる雨漏れを予防できます。
また、防水性が高いというメリットもあるため万が一ひび割れが起こっても塗料が持つ弾性により雨漏れが起きにくくなります。

2つ目のメリットは、耐久性が高い点です。
吹き付けタイルは通常の塗装方法に比べ合成樹脂に寒水石などを混ぜたものを材料にするため塗膜が厚く、更に下地への密着性が高いため他の施工方法よりも耐久性が高くなっています。
また、上塗りと模様付けの工程が別であるため、選ぶ塗料次第で更に耐久性を上げられます。

3つ目のメリットは、施工期間が短く済む点です。
吹き付けタイルは手塗りではなくスプレーを使って施工するため手塗りの一般的な施工よりも広範囲を一気に塗り進めることができます。
そうすることで施工の時間を短縮かつ通常より施工時にかかる人手を減らすことができるので施工費用を削減することにもつながります。

□まとめ

吹き付けタイルとはモルタル外壁の仕上げ方法の1つです。
吹き付けタイルには耐久性が強い、施工期間を短縮できるなど様々なメリットが存在します。
したがって吹き付けタイルを外壁の施工方法の候補の一つとして考えてみるのもいいかもしれません。
当社は塗装を専門に行っておりますのでお客様と相談しながら施工を行い、満足する仕上がりを実現できます。
吹き付けタイルを施工するかお迷いの方はぜひ一度当社にご相談ください。