外壁にタイルを使用するデメリットや後悔しないためのコツをご紹介します!

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タイル、モルタル、サイディングなど、外壁工事においては、特徴が様々な外壁素材が使用されます。
今回は、タイルに焦点を当てて、外壁に使用するデメリットと、使用する際に後悔しないためのコツについてご紹介します。
外壁にタイルを使用するか迷っている方、先にデメリットを把握しておきたい方は必見です。

 

□外壁にタイルを使用するデメリット

ここでは、デメリットに着目してご説明します。

*初期費用の高さ

外壁にタイルを使用する際において、注意が必要なのは、その初期費用の高さです。
近年、多くの新築の建築物で採用されている「サイディング」の初期費用と比較すると、その差は顕著であることがわかります。

ただ、タイルのコスト面でデメリットといえるのは初期費用のみであり、長期的な目で見れば、サイディングよりもタイルの方がコストを抑えられます。
その背景には、タイルのもつ「耐久性」の特徴があります。
タイルの素材は非常に硬質なため、雨風の影響で表面が風化することは、よっぽどの状況でない限り起こりません。

その際、水を吸収しない特徴から、タイルの内部に水が侵入し、亀裂を引き起こすこともありません。
つまり、施工とメンテナンスを適切に行いさえすれば、他の素材と比較して長い期間使用でき、全体的なコストを下げることに繋がります。

*剥離の危険性

タイルが剥離、落下して事故に繋がった。
そんなニュースを耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。
ただし、そういった事故が起きるのは古い施工方法の建物の場合であり、現在の技術では、経年劣化が原因でタイルが剥離する心配はありません。
タイルは耐久性が強い上に、耐震性にも優れており、阪神大震災の200%の揺れでも落下しなかった実証結果が実際に出ています。

*施工の難しさ

タイル壁の施工は、他の素材の施工と比べて難しく、理想通りの完成を目指すならば、時間とコストの2面において懸念が必要です。
技術が未熟な施工会社に任せると、タイルの浮きや歪みが目立つことになり、熟練者に依頼すると、技術には申し分ないもののコストと時間がかかります。
場合によっては、ハウスメーカーが依頼する施工会社ではなく、お客様自らが最適な会社を選ぶことをおすすめします。

□外壁タイルを利用する際に後悔しないためのコツ

ここでは、上記のデメリットを踏まえて、後悔しないためのコツをご説明します。

タイルの施工においては、初期費用ではなく「トータルコスト」を重視しましょう。
他の外壁素材の施工に比べて、初期費用が約1.5倍高くなるタイルですが、その分、メンテナンスの面では低価格で済みます。
初期費用がかかることを念頭において、長期的な目で見ると良いでしょう。

また、外壁タイルの施工に慣れた会社に依頼することも大切です。
完成後のトラブルを避けるためにも、希望に沿った会社選びをする必要があります。

□まとめ

今回は、外壁にタイルを使用するデメリットと、使用する際に後悔しないためのコツについてご紹介しました。
どうしても初期費用の高さが目立つ外壁のタイル施工ですが、耐久性やメンテナンスの面をはじめ、総合的に見ればメリットが優れていることがわかります。
お家に長期的に住むことを想定されている方は、外壁にタイルを採用することを考えてみてはいかがでしょうか。