鉄部塗装の手順について解説します!

家にサビが発生し困ったことはありませんか。
サビは見た目も悪いし、耐久性も劣るため、なるべくサビを発生させたくないと思います。
今回の記事ではなぜサビが発生するのかと、鉄部分に万が一サビができてしまった時に行う塗装の手順について説明します。

□そもそもどうして鉄部にサビが発生するのか

一般的に使用されている鉄は炭素を加えた鋼という金属にメッキが塗られています。
メッキは年数の経過とともに徐々に劣化して剥がれてしまいます。
そのメッキが剥がれたところに水や空気が触れることで酸化し、サビが発生します。
サビには様々な種類がありますが、私たちがよく目にする鉄に付くサビは赤サビです。
赤サビが発生すると鉄がぼろぼろと剥がれ落ちてしまうため、鉄を塗装し保護することが大切です。

□鉄部塗装の手順について

ここからは鉄部塗装の手順について説明していきます。
まず、高圧洗浄やケレンなどの作業でサビを削り落とします。
ケレンによってサビを落とすことで塗装の吸着率を上げられます。
逆にケレンを十分に行わないと塗装がうまく付着せず、鉄を長持ちさせることが出来ないためこの工程は非常に重要です。

次に、ヒビや亀裂などの補修作業を行います。
これらの工程を行わず亀裂を放置すると雨水やシロアリなどの侵入口になり、建物内部から家が崩壊する原因になります。

そして、サビ止め塗装の下塗り作業を行います。
ここでサビ止め塗料を全体に塗ります。
サビ止め塗料には赤やグレー、ホワイト、ブルーなど様々な色が存在します。
サビ止め塗料を塗った後は仕上げ材を塗るため何色を塗っても隠れてしまうためサビ止め塗料の色はあまり気にしなくてもいいでしょう。
サビ止め塗装を行うときは、屋根や壁だけでなく鉄部などの接着部分も忘れずに塗装するようにしましょう。

最後に中塗り、上塗りを行います。
ここからは通常通りの塗装を行い、完成です。
鉄部はサビがひどくなりすぎると高圧洗浄やケレンなどの最初の工程の時に穴が開いてしまったりボロボロと崩れ落ちてしまったりする場合があります。
小さなサビでも見逃さずこれ以上サビがひどくならないように、気づいた時にはすぐ塗装することが大切です。

□まとめ

鉄部塗装には、付着したサビを落とす作業、ヒビなどの修復作業、下塗り作業、中塗り・上塗り作業の4つの工程があります。
小さなサビでも放置してサビが大きくなると修復不可能になってしまうこともあるため注意が必要です。
当社では塗装工事を専門に行っています。
家やお庭のサビにお困りの方はぜひ当社にご相談ください。