クローゼット、ドアの穴補修  -リペア-

こんにちは!
寒さも少し和らいで来ましたね^_^

今回は、クローゼットのドアに穴が開いていてドアを交換したいが、同じ柄が廃盤でもう製造されていない…との事で、建築会社様よりリペア(補修)作業のご依頼です。
住宅やアパートの塗装と違って難易度は格段に難しくなります。
穴が開いている部分に木目調のシールが貼ってある状態
穴が開いている部分に木目調のシールが貼ってありました。
シールをはがすと・・・

穴が開いているドア
穴が開いております
本来こんなに大きな穴の補修はしないのですが、廃版で同じドアが無いとの事なので頑張って直していこうと思います。

まずは、ドアの中が空洞でパテ処理が出来ないので、発砲ウレタンを注入して穴をふさぎます。
穴回りをマスキングテープで養生

ウレタン注入後

注入後、乾くまで半日放置しました。
パテ処理、研磨を3回繰り返した所
ウレタンが完全に硬化したのを確認したらパテ処理していきます。
パテが乾いたらサンドペーパーで平らに研磨する工程を3回繰り返し、下地作りは完了です。

次の工程は塗装して行きます
まず、下地の色をエアーブラシで吹付けします
エアーブラシ

下地の色をエアーブラシで吹付け

次の工程は、木目を筆で書いていく作業です
塗料を5色ぐらい調色して、地道に木目を書いていきます。
木目を筆で書いていく
木目模様が満足いかなくて3回やり直しました(ノД`)・゜・。
この時点で4時間経過・・・

次の工程は、エアーブラシを再度使用してぼかしていきます。
ぼかし完了
この後、クリアーで艶の調整をしてようやく完了です(^^♪

ドアを取り付けていきます
修理完成
どこをリペアしたか分かりますか?
リペア部分
アップにすると少し分かりますか?
本来は、大きな穴のリペア(補修)はしないのですが・・・
1mも離れると何処を直したのか分からないので、シールよりは良いでしょう(^^♪

今回は、リペアの作業でした。
新築、アパートの退去後、中古住宅、リフォームなどのリペアもやっておりますので、
『リペア作業も株式会社牧野建装』へ宜しくお願いいたします。

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